母子家庭 | 健康で文化的な生活送るためは月30万円が必要 

道労連は18日、札幌市の母子家庭が健康で文化的な生活を送るために必要な費用「最低生計費」は月30万円との試算結果を公表した。1日8時間、週5日間休みなく働いた場合、時給換算で約1700円が必要としている。10月から適用される最低賃金810円の倍以上。本年度の最低賃金改定は過去最大の上げ幅だが、道労連は最低生計費には足りないと指摘する。

道労連は、母親が20~40代の母子家庭の組合員47世帯から持ち物や生活費の実態を調査。
全国で同様の調査を行う静岡県立大短大部の中沢秀一准教授(社会保障論)の協力を得て、調査データを基に最低生計費を試算した。

■札幌でデモ「最低賃金1500円に!」
北海道地方最低賃金審議会が5日に道内の最低賃金を答申するのを前に、札幌市内や近郊の若者でつくる団体「最低賃金上げろデモ札幌」は4日夜、札幌市中央区の大通公園でデモ行進した。約100人が参加し、道内の最低賃金(時給)786円を1500円に引き上げるよう求めた。

参加者は、大通公園のビアガーデンでは「最賃上がればビールもうまい」などと声を上げながら約40分間行進。主催団体のメンバーで介護事業所事務職の更科大輔さん(30)は「介護は心身ともに厳しい職場。これだけ働いているのだから1500円くらいください」と訴えた。