井上尚弥が因縁の再戦に「村田さん有利」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24)が21日、神奈川県の黒岩祐治県知事(62)を表敬訪問し、今月9日に米国デビュー戦をTKOで飾ったV6戦の勝利を報告した。元東洋太平洋同級王者の弟拓真(21=ともに大橋)、父真吾トレーナーらと神奈川県庁を訪れ、「アメリカでは貴重な経験ができ、ボクサーとしても人間としても成長できた。神奈川、日本、世界と盛り上げていきたい」と神奈川県座間市出身らしく抱負を述べた。
報告後には、来月22日に行われるWBA世界ミドル級タイトルマッチについて話を聞かれ、予想した。交流があるロンドン五輪金メダリストの村田諒太(31=帝拳)が、5月の決定戦で疑惑の判定負けした王者アッサン・エンダム(フランス)とダイレクトマッチに挑む一戦。「前回の試合を情報源にどう戦うか。戦い的には村田さんがガードを固めて、もっとプレスをかけると思う。12ラウンドやっているので互いの癖も分かっている試合。村田さんが有利だと思う」と見込んだ。
自身は年末に国内で試合を予定する。スーパーフライ級で他団体の王者との統一戦を希望しているが、「そこでまた皆さんに勇気を希望を与える試合をしたい。そこから盛り上げていきたい」と誓った。

■村田諒太が連日スパー、課題修正でエンダム戦
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトル戦(10月22日)に挑む同級1位村田諒太(31=帝拳)は21日、都内のジムで4回のスパーリングを行った。
前日に出た課題を修正するため予定を変更して2日連続の実戦練習となった。11月にIBF世界スーパーライト級王座決定戦が決まった同級3位近藤は東洋大の同期。「先に勝ってバトンを渡したい」と王者エンダムとの再戦に必勝を期した。