カレー事件 テレ朝に賠償命令

和歌山市の毒物カレー事件で再審請求中の林真須美死刑囚(56)が、ワイドショーの放送で名誉を毀損(きそん)されたとして、テレビ朝日に500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(田辺麻里子裁判官)は15日、「社会的評価を低下させた」と述べ、30万円の賠償を命じた。

判決は1998年10月の放送と新聞テレビ欄の記載について、林死刑囚が不当に保険金を得る目的で宗教団体に入信した疑いがあるとの印象を与えると指摘。名誉毀損に当たり、入信が事実であるとの証明もないと判断した。